はじめに
0ABJ番号は電話番号形式のひとつです。電話番号形式によって特徴があり、うまく利用すればメリットを受けられます。この記事では、0ABJ番号の概要からメリット、その他の形式、活用方法まで紹介しています。この記事を読めば、0ABJ番号の理解が深まり、うまく活用できるようになります。
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0ABJ番号とは
0ABJ番号は固定電話番号を指します。0から始まる固定電話番号の10桁を0ABCDEFGHJと表すことに由来しています。Iは数字の1と間違えやすいため飛ばされています。固定電話番号は市外局番、市内局番、加入者番号の順に表記されます。
0ABJ番号以外の形式
0ABJ番号以外にも様々な電話番号の形式が存在します。ここでは、その他の形式について紹介します。
0A0番号
0A0番号はAの部分に任意の数字を入れて表される電話番号です。050や070、080といった固定電話以外のIP電話や携帯電話サービスを表します。
0AB0番号
0AB0番号は、AB部に任意の数字を入れて表される電話番号です。フリーダイヤルの0120、ナビダイヤルの0570などが0AB0番号にあたります。
1XY番号
1XY番号はXYの部分に任意の数字を入れて表す電話番号です。1XY番号は公共性や緊急性のある用途に用いられる電話番号であり、警察へ通報する110、消防・救急への通報の119などがあります。
00XY番号
00XY番号は、XYの部分に任意の数字を入れて表される電話番号のことで、事業者識別番号と呼ばれています。事業者識別番号を入力すれば、番号に応じた事業者の回線を通じて通話が可能です。事業者識別番号の後に通話したい相手の電話番号を入力します。
0ABJ番号のメリット
0ABJ番号は携帯電話などの0A0番号と比べてメリットがあります。それぞれのメリットについて説明します。
安心感を与えられる
0ABJ番号は市外局番と市内局番により構成されており、電話番号から発信元地域を特定できます。発信元を相手に公開していることから、一定の安心感を与えられます。携帯電話やIP電話である0A0番号だと、発信元地域が分からないため、相手を不安にさせやすいです。
通話品質・安定性が高い
0ABJ番号は通話品質の高いことがメリットです。0ABJ番号は総務省が定義するクラスAの通話品質基準を満たす必要があります。一方で、携帯電話やIP電話などの0A0番号はクラスC以上の通話品質基準にて取得可能です。そのため、0ABJ番号は0A0番号よりも高い品質にて通話が可能です。
社会的信用性が高い
発信元地域の情報を特定できる0ABJ番号なら、ビジネスにおける信用性が高いです。0A0番号を用いても実用上の問題はないものの、顧客や取引先、金融機関へ与える印象の良さは0ABJ番号に比べると劣ります。
IP電話で0ABJ番号を使うとメリット大
IP電話は通話料が固定電話よりも安いことが特徴です。一方で、0ABJ電話番号と比べると050のIP電話は信用度で劣ります。両者のいいとこ取りをする方法として、IP電話サービスでの0ABJ番号の取得があります。IP電話でも0ABJ番号が使えれば、信用度を高めつつ、通話料を安く抑えられます。また、IP電話はインターネット通信により通話を行うため、電話回線の工事が不要で、回線の追加も手軽に行えます。このように、ビジネスにおいてはIP電話で0ABJ番号を取得するメリットが大きいです。
IP電話で0ABJ番号を使う方法
IP電話はビジネスフォンやPBX、アプリ、光回線などで利用できます。0ABJ番号をIP電話で使用する方法には、既存の電話番号を引き継ぐか、新たに取得するものがあります。いずれも、0ABJ番号を取得できるIP電話サービス提供会社での手続きにより行えます。ただし、電話番号の引き継ぎにはいくつか条件があるので、サービス提供会社に確認しましょう。
まとめ
固定電話番号である0ABJ番号には、通話品質、信用性においてメリットがあります。IP電話でも0ABJ番号を取得できるサービスがあり、通話料の節約が可能です。
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参考記事：電話番号識別アプリ「Ｗhoscall」の評判・レビュー
この記事の執筆者について
ぷるる ぷるるはWhoscall Japanの公式キャラクターで、迷惑電話や詐欺対策に関する貴重な情報をお届けします。愛らしい外見と時々の毒舌で、安全なコミュニケーションのヒントを提供。ぷるるの記事をチェックし、安全で快適なコミュニケーションライフを手に入れましょう。 |  |