電話に出てみると、ずっと黙ったままでいられるという不気味な「無言電話」がかかってくることがあります。
無言電話は気味が悪いだけでなく、対応していると時間が無駄になってしまって迷惑ですよね。イタズラ電話の場合もあるけれど、中には悪意のある危険な無言電話もあるんです。
このページでは、無言電話について、目的や、対処方法、未然に防ぐための対策方法、対応する際に気をつけることについて紹介します!
「最近、無言電話がかかってきて困っている」という人は、ぜひこのページを参考にしてみてください。
▶電話番号通知・迷惑電話対策アプリの Whoscall はこちら
無言電話の目的は?
無言電話だと声が聞こえないため、心当たりのある相手かを判別するのが難しく、なぜ電話をかけてくるのかを突き止めにくいです。
電話番号が表示されていれば、その情報をヒントに相手を特定できる可能性はあるものの、難しい場合が多いでしょう。
ここでは、無言電話の目的として考えられるものを紹介します。
イタズラ・嫌がらせ
イタズラや嫌がらせ目的で無言電話をかけてきている可能性があります。
知り合いなどが嫌がらせ目的でかけてきているという場合も考えられます。登録してある番号からかかってきているか確認してみましょう。
ただし、イタズラや嫌がらせ目的の無言電話は、知り合いからかかってきている場合もそうでない場合も「非通知着信」である場合が多く、相手を特定するのが難しい場合がほとんどです。
ストーカー
あなたに一方的な好意を寄せていて、無言電話をかけてくる可能性もあります。
ストーカーは好意を寄せる「相手の声を聞きたい」、「いたずらしたい」といった目的で無言電話をかけることが考えられます。
何回もかかってきたり、付きまとわれている気配を感じたりなどエスカレートする場合は警察へ相談しましょう。
間違いに気付いた
イタズラなどをする気があったわけではなく、単に電話番号を間違えてしまっただけという可能性もあります。
電話をかけて相手の声を聞き、電話番号を間違えてかけてしまったことに気づいて、無言のまま切ってしまったというパターンです。
情報を盗むため
無言電話の中には、情報を盗もうとしてかけてきているものもあります。
電話に出た相手の電話番号や、相手が話すことで性別や年齢、家族構成など得られる情報を盗むためにかけてきているというパターンです。
「はい、○○です」というように名乗ってしまいがちですが、名前も個人情報なので盗まれないように要注意。
情報を盗もうとするような相手は、適当な電話番号にかけている場合が多いです。
在宅の確認のため
電話をかけた先の相手が今家にいるかどうかを確かめるためにかけてきているという可能性もあります。
これは空き巣犯が家に侵入して盗みをしようとしていて、家にいるか確認している可能性が高いです。
在宅かどうかや、在宅・不在の時間帯を確認するために、家の固定電話へかけていることがあります。
この記事に興味があるかも▶非通知電話は安全?かかってきた際の対処方法を解説
無言電話に出てしまった時の対処方法
無言電話に出てしまったらどうすればいいのか、対処方法を紹介します。
無言電話に出てしまった時に備えてチェックしておきましょう!
こちらから声をかけてみる
こちらから声をかけてみて、相手の反応を確認してみましょう。
その時に、こちらの情報は言わないように要注意。
電話がかかってきた時に「はい、○○です」と名前を名乗ってしまうと名前という個人情報を漏らしてしまうことになります。
電話がかかってきたら「はい」とだけ言って、向こうからの反応を確認してみます。反応が無く無言電話だったら、そのまま電話を切ってしまえばOK。
怒ったり文句を言ったりすると、おもしろがってもっと無言電話をかけてくることも。嫌がらせの場合、相手はあなたの反応を聞いて楽しもうとしているので、淡白な対応で済ませれば OK です。
一言断ってから電話を切る
淡白な対応で済ませて、相手を刺激するような切り方はしないようにしましょう。
相手を刺激するとさらに無言電話をかけてくることも。
会社に無言電話がかかってきた場合は、より丁寧に対応する必要があります。相手を刺激するような対応をすると、会社の評価を下げてしまう可能性があるからです。
まずは「お声が届いておりません。」と声がこちらに届いていないということを伝えましょう。
それから「申し訳ありませんが切らせて頂きます」と一言断ってから、静かに電話を切るのがおすすめ。
無言電話には、淡白に、かつ丁寧に対応しましょう。
無言電話への対策方法
しょっちゅうかかってくる迷惑な無言電話は、もうかかってこないようにしたいですよね。
そこで無言電話への効果的な対策方法を紹介します。
頻繁にかかってくる無言電話に対応していると時間がもったいないので、なるべく相手にしない方向で対応するのがおすすめです。
知らない電話には出ない
知らない電話番号には出ないことが、無言電話への最も効果的な対応です。
無言電話をかけてくる相手の目的は様々であり、電話に出ることによって嫌な気持ちにさせられるなどの害があります。
電話に出なければ、そのような被害には遭わずに済みます。
着信履歴から電話番号を検索し、かけてきた相手の情報を集めることも可能です。
用があってかけてきているのであれば、繰り返し着信があるはずです。
そのため、知らない電話番号には出ずに、情報収集したり、様子を見たりするのが賢明でしょう。
着信拒否する
無言電話を着信拒否すれば、もうその電話番号からはかかってこなくなります。
まずは無言電話の相手の情報を調べてみましょう。
電話帳などで電話番号を調べてみて、その電話番号の知り合いなどがいない場合は、着信拒否設定をしてみてください。
または、https://junkcall.org/jp/ のような迷惑電話検索サイトで検索、Whoscall アプリ内での検索、または Web 検索で検索してみましょう。
番号検索機能
調べた結果、着信のあった電話番号が怪しそうなら、下記の選択肢を検討してみてください。
「非通知拒否機能」を利用する
非通知の電話は全て着信拒否できる「非通知拒否機能」という機能があります。
これを利用すれば、非通知の電話は全てかかってこなくなります。
着信拒否設定が一度で済んで、一つ一つの無言電話に対して着信拒否設定をする必要がなく楽です。
着信拒否設定方法の詳細はコチラの記事をご参考ください。
>iPhone・アンドロイドで迷惑電話を着信拒否設定方法
何度もかかってくる場合は警察に相談
同じ電話番号から何度も無言電話がかかってくる場合は、警察に相談することをおすすめします。
その際は警察も捜査がしやすように、「いつから無言電話が始まったか」「頻度はどれくらいか」「かかってくる時間帯はいつごろか」ということをメモしておきましょう。
警察総合相談電話「#9110」または、警視庁SOS47特殊詐欺対策へ連絡してみてください。
Whoscallの番号識別・迷惑電話対策機能
迷惑電話を防止できる「Whoscall」というアプリがあります。
番号識別機能
Whoscall の番号識別・迷惑電話対策機能は迷惑電話を識別できので、電話を取る前に、電話に出るかどうか自身で決められ、無言電話対策として使用できます。
AI 技術で不審な番号を検出して、詐欺電話などの不審な電話かどうか識別できるんです。予約確認や病院などからの重要な電話と詐欺やセールスなどの迷惑電話を区別するのに役立ちます。
さらに、不在着信についても迷惑電話かどうかしっかり判別してくれます。
- 16億データを持ち、アプリ内で電話番号を検索可能
Whoscall は独自の充実したデータベースを用いており、そのデータベースへの登録番号数はなんと東アジア最大です!この膨大なデータベースによって、手軽に電話番号の相手を検索できます。
- ユーザー報告機能
Whoscall には詐欺だった電話番号をユーザーが「報告」できる機能もあるんです。
報告された電話番号は Whoscall のデータベースに反映されるので、他のユーザーも同じような詐欺電話を回避できます。
自分が被害に遭うのを防ぐためにも、他の人が自分と同じような被害に遭わないためにも効果的です。
電話番号を変更する
ここまで紹介した対策方法でも解決しないという場合は、電話番号の変更が得策です。
手続きや変更後の連絡が面倒であるものの、電話番号を変更してしまえば、その番号を知られてしまった相手からはもう無言電話がかかってきません。
無言電話への対応で気をつけること
無言電話へ対応する時には気をつけるべきことがいくつかあります。
それぞれ紹介するので、チェックしておきましょう。
相手を刺激しない
先ほど紹介したように、無言電話をかけてくる相手を刺激しないように気をつけましょう。
ストーカーや、イタズラ目的でかけてくる相手の場合は、刺激するとさらにかけてくることがあります。
刺激してしまうことで他の嫌がらせをしてくる可能性もあるので要注意です。
会社の場合は会社の評価を下げてしまう可能性もあるので特に注意しましょう。
こちらの情報を渡さない
無言電話をかけてくる相手に、自分の情報を絶対に言わないでください!言ってしまうと、詐欺などの犯罪に巻き込まれる可能性があるからです。
名前を含め自分の情報を知られないように注意しましょう。
できるだけ早く切る
無言電話はできるだけ早く切るのが望ましいです。
長く対応しているとその間に電話をしているスマホの中の情報を盗まれる可能性があり危険です。
携帯電話番号や、位置情報、その他個別のデバイス情報などが取得され、様々な詐欺や犯罪に使用される可能性があります。
スマホの中の情報を盗まれてしまう前に、できるだけ早く切りましょう。
上記以外に逆探知機で無言電話に対して逆探知を行うこともできますが、逆探知機の使用は事件性が認められる場合に限り、警察が電話会社に対して通信記録の開示協力を求めてできることなので、個人で無言電話の犯人探し、逆探知で相手を特定するのはほぼ不可能です。
無言電話は事前に対策を
ここまで無言電話について、目的や、対処方法、未然に防ぐための対策方法、対応する際に気をつけることについて紹介しました。
無言電話に対応していると時間が無駄になるし、中には悪意のある危険な電話もあります。
「最近、無言電話がかかってくる」という人は、ぜひ今回紹介した方法で対策してみてください!
この記事の執筆者について
ぷるる ぷるるはWhoscall Japanの公式キャラクターで、迷惑電話や詐欺対策に関する貴重な情報をお届けします。愛らしい外見と時々の毒舌で、安全なコミュニケーションのヒントを提供。ぷるるの記事をチェックし、安全で快適なコミュニケーションライフを手に入れましょう。 |